政府による働き方改革やAI、RPAをはじめとする技術の進展を受け、金融機関は収益力強化や生産性向上のための業務改革に取り組んでいます。本フォーラムでは、働き方改革の先を見据えた日本銀行による基調講演に続き、先進各社がさまざまな業務領域において披露する最新技術を活用したイノベーション、金融子会社における業務変革成功事例や三井住友フィナンシャルグループの取り組みなど、業務変革に関する充実の内容をご紹介いたします。
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基調講演 日本銀行 金融機構局 金融高度化センター 企画役
岡 俊太郎 氏
基礎的収益力の低下や世界的なデジタライゼーションの進展から、金融機関にとって、業務改革は喫緊の課題になっています。また、金融機関にも、働き方改革が求められています。業務改革や働き方改革を進めれば、コストを削減できるかもしれませんが、そうした形での収益力強化のみでよいのでしょうか。本セッションでは、業務改革や働き方改革の先にある収益力強化の考え方や、金融機関で働くことの意味を考察します。
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ニュータニックス・ジャパン合同会社 シニア・システムズエンジニア
加戸 隆行 氏
厳しい経営環境を乗り切るためには現状を維持するだけでは新たなビジネスチャンスに対応できません。日々変わるビジネス環境に迅速に対応するためには新しいアーキテクチャの活用が必要です。Nutanixのハイパーコンバージドインフラは運用管理の効率化とTCOの削減、そして柔軟な拡張が容易に実現できます。本セッションではソリューション概要と具体的な導入メリットを国内導入事例を交えてご紹介します。
(1)Nutanixハイパコンバージドインフラで解決できる課題
(2)ビジネスに与える影響
(3)事例紹介
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丸紅情報システムズ株式会社 CRMソリューション事業本部 CRMソリューション営業部 Omnisタスクフォース リーダー
國奥 佳以 氏
AIの活用が不可欠になる時代に向けて、 Google(TM) のソリューションを活用した新しいコールセンター及び店舗向けの音声認識・AIソリューション『MSYS Omnis』を展開しております。既存の音声認識ソリューションの常識を覆す、フル従量課金による安価な価格体系、導入まで最短1ヵ月のスピード、Google Cloud Speech API のエンジンを活用した高精度かつチューニング不要の音声認識を金融業界の事例やデモンストレーションを交えご紹介いたします。またAIによる文章要約/分析/FAQと音声認識の連携事例・デモについても併せてご紹介いたします。
(1)Google Cloud Platform を活用した音声認識・AIソリューション 『MSYS Omnis』のご説明
(2)コールセンター、店舗を活用した金融業界様の導入事例・デモ
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株式会社コンカー マーケティング本部 本部長
柿野 拓 氏
成熟化する市場の中で持続的なイノベーションを実現するためのITと経営管理基盤が求められています。今、世界的に注目されるのは間接費管理の高度化と最新ITテクノロジーを活用した新しい働き方です。本セッションでは経理・財務、企画、IT部門が連携して取り組むべきアジェンダをご紹介します。
(1)欧米企業と圧倒的に差が開く日本企業の利益率とホワイトカラーの生産性
(2)グローバルに市場が拡大、さらに広がり、複雑化するコンプライアンス
(3)先進企業が取り組む間接費管理と管理基盤
(4)e文書法とクラウド・モバイルを活用した働き方改革
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株式会社セゾン情報システムズ 常務取締役 CTO
小野 和俊 氏
急激な変化への対応が求められる時代、様々な取り組みが進められる一方、変わること、成果を上げることは容易ではないのも事実です。金融機関のグループ会社である当社も、ここ数年で業務改革に取り組んできました。最先端技術に取り組む新組織の牽引力、オフィス移転による働き方改革、生産性向上を実現させたRPAをはじめとしたソリューションの柔軟な活用で実現した業務改革、当社が取り組んできた内容を具体的な事例を交えご紹介いたします。
(1)最先端技術に取り組む新組織「テクノベーションセンター」について
(2)本社移転による働き方改革について
(3)RPA等を活用した当社の業務改革事例
(4)当社事例を踏まえたデモンストレーション
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特別講演 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 企画部 業務改革室 上席室長代理
山田 泰宏 氏
当グループでは生産性を高める手段として「RPA」の活用に注目し、2017年4月よりSMBCにて本格導入を開始しました。最先端のノウハウを取り込みつつ高い品質の開発・運営管理体制を構築し、BPR等も組み合わせながら、導入を推進しております。創出した余力は「付加価値業務の拡大」等に充当し、圧倒的な生産性向上の実現を目指しております。本セッションでは、プロジェクトの要諦と今後の展望を説明いたします。
(1)生産性向上に向けた施策
(2)プロジェクトの概要
(3)捻出した余力の出口戦略と具体例
(4)今後の展望
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