近年、金融機関を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。FinTechの台頭に象徴される金融イノベーションの進展は、金融機関各社のサービスのあり方や顧客とのコミュニケーションのあり方に大きな変化を引き起こしつつあります。本フォーラムは、金融機関の経営層や企画部門、営業・マーケティング部門の責任者・担当者の方々に、先進的な金融機関の事例やデジタルイノベーションの最新動向、デジタルチャネルの活用方法等に焦点をあて、付加価値の高い情報を提供する情報イベントです。本フォーラムが金融機関各社様の競争力強化の一助となれば幸いです。
13:30 | 14:10
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株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 営業戦略部 iBank事業グループ 室長 iBankマーケティング株式会社 代表取締役
永吉 健一 氏
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)では、残高照会や収支管理、スマホ上で簡単に貯蓄が始められる金融機能に加え、情報コンテンツやパートナー企業からのクーポン配信といった非金融機能までを実装したスマートフォン専用アプリ「Wallet+」を2016年7月にリリースしました。金融と非金融を組み合せた様々なサービスとその裏側にあるデータから顧客のニーズを可視化しマーケティングへと活用する新たなデジタルマーケティング手法の構築を目指しています。「手段としての金融機関」から、顧客に様々な価値を提供する「ニーズ創出型のマネーサービス」へ。本セッションでは、金融サービスプラットフォーム「iBank」が描く世界観について紹介します。
(1)What' s FinTech ?
(2)iBankの立ち上げとサービス概要
(3)『個』客起点のマーケティングがもたらすビジネスの変化
(4)iBankが描くこれからのマネーサービス
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14:10 | 15:00
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株式会社プレイド Sales&Marketing
金田 拓也 氏
リアル店舗の窓口があるビジネスの場合、窓口では対面の「お客様の顔」を見ながら、相手に合わせたコミュニケーションを行います。しかし、ウェブの世界になると途端に「お客様の顔」が見えなくなってしまい、お客様が誰なのか、どういう商品を求めているのかといったことが分からずに、全てのお客様に一様に対応することになってしまっています。店舗の窓口のように、ウェブの世界でも一人ひとりの「お客様の顔」が見えて、一人ひとりに合わせたコミュニケーションが取れるようになるとどうなるでしょうか?本セッションでは、リアルタイムの"個客"可視化を実現する「KARTE」を通じて、"個客"コミュニケーションが金融マーケティングの世界をどう変えるかをご紹介します。
(1)顧客起点で考えるウェブ上の「おもてなし」の必要性
(2)"個客"に最適化されたサービス体験
(3)金融機関の活用事例
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15:10 | 16:00
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アクセンチュア株式会社 金融サービス本部 マネジンク・ディレクター ディストリビューション & マーケティング グループ統括
木原 久明 氏
金融機関は本来、顧客の欲望を実現し、その実体経済に貢献することこそをその価値とすべきと考えています。すなわち、顧客が欲するモノ・コトを調達するために金融商品を提供するのみならず、顧客に寄り添いながら、漠然とした欲望を可視化し、実現の道筋をデザインし、必要となるモノ・コトを助言し、そのための金融商品を提供する「顧客のライフパートナー」たる存在でなければなりません。 本セッションでは、「顧客欲望実現企業」としての広義のマーケティングのあり方を再定義した上で、海外・国内の先進事例を交えながら、それぞれの金融機関がオムニチャネル、コミュニケーション、アナリティクスといったマーケティングテーマにどう取り組むべきかについて、ビジネス・テクノロジー双方の視点での考察を実施します。
(1)改めてセリングからマーケティングへ
(2)デジタル時代に金融機関が顧客に届けるべき価値
(3)真・金融マーケティング論
(4)実現に向けて
-ガバナンス・組織・人材
-テクノロジー
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Performance Horizon Group 株式会社 取締役社長
フレッド マカレイグ 氏
マーケティングはますます成果に直結することが求められています。成果をコミットする世界のマーケターは、マーケティングの可能性を広げる“パートナーマーケティング”に注目しています。 私たちPerformance Horizon Group は、マーケティングパートナーとアフィリエイトを介して高利益率の売上促進を可能にするパートナーマーケティング向けSaaSソリューションを提供する企業です。本セッションでは、テクノロジーの活用がいかにマーケティングパフォーマンスの可能性を広げ、新しいパートナーとの関係を作ることができるか、最新事例を交えてご紹介いたします。
(1)テクノロジー活用がもたらすマーケティング成果
(2)カスタマージャーニーの可視化による戦略決定
(3)アフィリエイトはデジタルパートナーマーケティングへと
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16:50
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17:00 | 17:30
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株式会社クレディセゾン ネット事業部 データマーケティング部長 兼 株式会社セゾン・ベンチャーズ 取締役
磯部 泰之 氏
「ネット会員を中心とした、顧客データ活用ビジネスによる収益拡大」を方針として挙げ、1,300万人ものネット会員を持つクレディセゾンは、ユーザーとのコミュニケーション最適化を目指すため、プライベートDMP「セゾンDMP」を構築しました。本セッションでは、クレディセゾンが起こすイノベーションとデータベースの利用から顧客とのデジタルコミュニケーションに関する取り組みの一端をご紹介します。
(1)クレディセゾンが目指すイノベーション
(2)クレジットデータ基盤「セゾンDMP」の構築
-CRM強化
-広告事業の展開
-Fin Techの取り組み
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