りそなグループでは、それまでの銀行の常識を打破する「金融サービス企業」への 転換をビジョンに掲げ、お客さま目線での改革を行ってきました。 お客さまにとっての大きなご負担であった「長い待ち時間」や「煩雑な手続き」を排除するため、「総合受付」「クイックナビ」「コミュニケーションブース」を設けた次世代型店舗を導入。窓口の営業時間を17時までとする「5時まで営業」の実施や365日・年中無休店舗の開設など、常にお客さま目線の経営で、メガバンクでも地方銀行でもない “新しい金融サービス企業”へと日々進化し続けています。 本セッションではこれらの取組みを実現した、りそなグループのIT活用事例についてご紹介します。

（１）りそなグループの概要
（２）オペレーション改革のあゆみ
（３）プロセス改革・IT活用事例
（４）りそなグループシステムの取組み
（５）今後の取組みの方向性

金融機関では、クラウド、スマートフォン、人工知能、ビックデータといったテクノロジーを活用することが当たり前のトレンドを迎えつつあります。さらに、最近注目されているブロックチェーンはビジネスモデルそのものを大きく変えることが予想されます。このようなテクノロジーは金融機関の組織と働き方をどのように変えるのでしょうか。本セッションでは、テクノロジーのトレンドと金融機関における働き方改革の本質についてお話します。

金融機関は、公的規制・社会的要請から業務の品質向上が強く求められています。しかしながら、品質を高めるための非効率的なプロセスが数多く存在し、その効率化が課題となっています。われわれは顧客に向けた販売資料ドキュメントの品質向上と効率化を両立するソリューションを提供してまいりました。本セッションではこのドキュメントを軸としたソリューションを、さらに他の業務に適用して改革していくステップをご提案いたします。

（１）金融機関が抱える課題と解決に向けた指針の提示
（２）これまでの販売資料制作の品質向上・効率化ソリューションの例
（３）ドキュメントをメディア（媒体）とした業務改革のコンセプトのご提案
（４）金融機関に対する具体的な技術の適用方法
（５）まとめ

業務変革も単なるコスト効率化でなく、捻出した経営資源をどう有効活用して収益力向上を図るかが今後益々重要になります。また、効率化施策は自社都合でなく顧客の利便性にもつなげる必要があります。そのためには、一番顧客に近い現場が「自律的」かつ「持続的」に業務変革を主導する仕組の構築が重要です。本セッションでは「顧客本位」・「現場主導」の業務変革の考え方について解説し、その手法としてのロボティクス（RPA）や動画を活用したスキル強化などのソリューションもご紹介します。

（１）「顧客本位」・「現場主導」の業務変革の考え方〜「何」のため「誰」のための変革か
（２）業務変革の検討の枠組みとアプローチ〜現場が「自律的」かつ「持続的」に業務変革を主導する仕組の構築へ向けて
（３）「改善」から「変革」へ〜テクノロジーを活用した業務変革ソリューション

商品、プロセス、システム三位一体変革（抜本改革）を行ない、大きな成果を上げている東京海上日動火災保険。事務量を約30％削減したことで、事務担当者が営業担当者として活躍の場を広げ、女性の活躍推進を実現しています。最近では、タブレットを活用した働き方変革や、LINE Worksによる社員間コミュニケーションの活性化など、ITを活用した各種の取組みを推進しています。本セッションでは、これらの取組みについてご紹介します。

（１）東京海上日動　ビジネスプロセス改革の歩み
（２）ITを活用した働き方変革
（３）働き方変革を支援するインフラの整備
（４）今後の取組みの方向性